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2007年8月16日 (木)

サブプライム問題。住宅バブルは世界各地で連鎖破裂する

 欧米で個人向け住宅融資(サブプライム)の不安が市場を揺るがせている。8月13日に欧州中央銀行(ECB)、米連邦準備理事会(FRB)が短期金融市場に資金供給をしてやや落ち着きを取り戻し、株式市場も急落続きがやや反発に転じた。

  元々、米国の住宅需要は資産の値上がりで転売してもおつりが来るという資産の値上がりを見込んできた「ミニバブル」の要素が強まってきた。

 欧州も同じである。日本でもRIET等という不動産投信は良い投資物件が減り、利益率が低下し続けているにもかかわらず、大都市圏はまだまだ上がると口にしてきた。
 資産の値上がり狙いで借金を重ねる「拡大循環」はいつかはじけるのは避けられないことは分かり切っている。

 日本の過去のバブルとは違うと世界各国のエコノミストや投機家は言い続けてきた。
 ミニであろうと本格バブルであろうとはじければそれまでの買うから上がる、上がるから買うで続いてきた「信用拡大」は、逆回転してしまう。売れないから下がる。持ちきれないから売ろうとする。売ろうとするから更に下がるという「信用収縮」」である。

 これ逆転は一気には起こらない。下げに入っても落ち着けば、強気が続いている間は、また持ち直して戻す。これが何度か続き、市場が分別を取り戻してくると、弱気が多くなってくる。

 そしていよいよ逆回転に入ってくる。その逆回転の深さが日本のバブル崩壊ほどにはならなくてもある程度は下げが続くだろう。どうやら、世界的ミニバブルは頂点に達してきたと見るべきだろう。

 ここまでを8月14日に書いたのだが、この予想は実現しそうだ。その証拠に8月15日はまた世界連鎖大幅株式続落だった。エコノミストなどは投資ファンドの問題で実体経済とは別などとのコメントをしているが日本のバブルも金融問題だと当時はいわれながら破裂すれば実体経済の深刻な不況になってしまったことを忘れているのではないだろうか。

日銀などは景気実態は強いとして利上げを探り続けているが経済屋さんは金融論に焦点を当て過ぎて実態との関係を無視しがち。ウォールマートの業績見通しの方がよほどしっかりしていると思える。
皆さんはどう考えますか。

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